新城×若者×商業=!?
第4期若者議会もラストに向けていよいよって感じですね!こんにちは、広報PRチームの峯田恵太です。
今回は、新城市の商工業者の経営支援や地域の活性化のためご尽力なさっている新城市商工会の会長、権田知宏さん(以下、権田さん)に私と安井勇太郎委員でお話を伺いに行きました。インタビューの趣旨は『若者と商工業のつながりと新城市のこれから』です。
1.新城市×今
Qまずはじめに、商工業という視点から見た、新城市の現状と課題を教えてください
権田さん:人手がいないことや高齢化が原因でお店が閉まっていくことですね。また、品揃えの良い市外の大型店舗に人が流れることで、地元の店が使われなくなってしまい閉店してしまう。そうすると地元の人も困ってしまうので、地元の商店をもっと使っていただくと大変ありがたいです。工業においても働き手の不足が深刻で、外国人の受け入れをしてなんとか回している状態です。
(どちらにしても、やはり担い手の不足が課題のようですね。では、そんな新城の商工業に対して、若者は何が出来るのか…聞いてみました)
2.商業×若者議会
Q商業の発展のために若者ができることはなんですか?
権田さん:一高校生として、商店をやるのはたいへん負担です。なので、大学のゼミなどで商店街の活性化を研究している方々が担っていただくという形を採れればと思っております。
Qでは、若者議会として、商業にお手伝いできることはなんですか?
権田さん:若者議会は新城市の魅力をPRされていますが、実は商業というのはPRだけではなかなかうまくいかないものです。なので、例えば若者目線で商品の品揃えやレイアウトをアレンジしたり、新たなサービスを提供する。そうすることで新しいお客さんが獲得でき、商店の活性化につながると思います。あとは、軽トラ市でお店を開けて宣伝することで、観光と商業をつなげることもできるんじゃないでしょうか。
Q軽トラ市で若者議会の宣伝をすることは可能でしょうか?
権田さん:来ていただいた人にパンフレットを配ったりすることは可能ですよ。市内の関心のない 方に知ってもらう為にも、PRした方がいいかな。せっかくいい活動してるんだから、どんどんパンフレット配っていきなよ!
(ということで、インタビューの4日後に行われた軽トラ市で、実際にパンフレットを配り、若者議会の宣伝をさせていただきました!!!実際に会って、目を見て声にして宣伝することで、ネットでは伝えられない、熱意や想いを伝えられたと思います!)
3.高校生×商店
(現役新城東高校生である安井委員からも有教館高校と商店のこれからのかかわりについて、こんな質問をしました)
Q有教館のまわりに、学生が集まれるお店があったらいいなと思うのですが、できませんかね?
権田さん:ここ(商工会館)使ってもらっていいよ(笑)。やはり、新しいお店をつくるのは難しいですね。新東ではOB会が購買を自主運営していたので、有教館でも談話ロビー等活用して、そのような形を採る方向で考えていきます。地域の人も学校が近くにあることで、コミュニティをうまく形成できるので、学校と地域でなにかできればいいなと思いますし、商工会もいっしょにやっていきたいです。
(商工会も学校で企業展を開いて、地域と密接に関わっております)
4.新城市×未来
Q最後に、これからの新城市、どのようになっていったらよいでしょうか?
権田さん:今のままがいちばんですかね。ただ、現状維持をするにもものすごい努力が必要だと思いますが…。商工会の方でも市役所とタイアップしながら、定住対策など力を入れております。新城市も住みやすいまちではあるので維持していけるように頑張っていきたいです。
権田さんは非常に人当たりがよく、「難しい質問はやめてよ(笑)」といいながらも、私たちの質問に快く答えてくださりました。「若いうちは失敗してもいいからどんどん挑戦してほしい」と若者議会を後押ししてくださりました。
私たち、しんしろいいとこ発信事業が考えている 『新城アンバサダー制度』の特典として、いいじゃん!カード(詳しくは、若者議会ブログ《何そのカード?可愛いね〜!どいーじゃん》にて)のポイントをつけることに関しても、「なんとか言って、ポイントをつけてもらうようにするで!」と前向きに考えてくださるそうです。
私たち、若に世代に何ができるか……そんなことを考えさせられたインタビューでした。
権田会長、ありがとうございました!!