若者議会シンポジウム報告(前編)

2017.02.25

第2期若者議会
広報PRチーム(新城勝舞隊)

皆様、こんにちは!

若者議会市外委員・広報PRチームの中谷裕次(チュン)です。

最近、まだまだ寒さが続きますね。(特に、僕は仙台に普段いますので)

インフルも流行っていますので気をつけてください!

 

今回は、2月11日に新城市で開催された、

総務省主権者教育普及実践事業の委託事業である

『若者議会シンポジウム』の統括をさせて頂いていましたので、

本シンポジウムのご報告をさせて頂きたく思います。

 

 

まず、初めにこの場をお借りして、お礼を申し上げさせて頂きます。

この度は、たくさんの方にご参加頂き、有意義な「若者議会シンポジウム」を開催することができました。

北は東北から南は九州まで、全国から約180人の方が参加していただきました。
これも皆様のおかげと、心から感謝いたしております。


 



 

内容が、長くなりますので、前編・後編と2回に分けて、ご報告致します。

 

 

まず、『主権者教育って何??』

って、思いますよね!?

 

はい、ちょっと難しい言葉です。

 

辞書的には.....

【主権者教育】

選挙権が18歳以上に引き下げられたことを受けて行われるものである。主権者教育では、選挙や政治の仕組みといった知識にとどまらず、社会人として自立し、他者と連携しながら社会を生き抜く力やさまざまな課題を解決する力を身に付けさせることを目的としている。

 

辞書では、少し噛み砕かれていてはありますが、

簡単に言うと、

 

『18,19歳の人も選挙権があるので、その意識 をもってもらう為の教育』

 

こういうイメージです!

 

18,19歳に限定しているわけでなく、新しく選挙権を持った人への教育含め、

18歳以上すべての人に社会に関心を持って欲しいということです。

 

世の中では、広義の意味で、

『市民と政治との関わり』という、ニュアンスでも捉えられていますので、

意味の取り方は、皆さん様々だと思います。

若者がまちづくり地域活性化に取り組んでいる『若者議会』には、

ピッタリな内容ですね!

 

 

さてさて、

前置きが長くなりましたが、

本シンポジウムのご報告に入らせて頂きます。

 

シンポジウムは二部構成であり、下記のプログラムとなっております。

 

第一部

①あいさつ

②若者議会発表

③基調講演(東京大学大学院 教育研究科 小玉教授)

④パネルディスカッション

参加者数:約180名程度(若者議会委員含む)

 

第二部

①ワークショップ

・課題検討

・解決策検討

②若者宣言2017

③若者宣言表彰式

参加者数:約130名程度(若者議会委員含む)

 

まず、前編では、第一部の①、②まで、ご報告させて頂きます。

 

 

第一部

①あいさつ

 

まず、初めにですが、第二期若者議会議長の村松さん(高校1年)のあいさつの前に、

こちらのオープニングの動画を流しました。



これから始まる本シンポジウムの内容やミッションについて、

簡単にまとめた内容になっております。

 

次に、村松議長からの挨拶ですが、

本シンポジウムの目的である、

 


(村松議長・挨拶)


「若者がまちづくりに参加するためには?」


これについての導入説明を行いました(詳細は、後編の第二部①でご説明)。

 

次に、新城市議会下江議長よりご挨拶を頂きました。


(挨拶・新城市議会下江議長)


若者議会を見ていて、毎年ステップアップしていることを感じている


若者議会に対する市議会の関与が受け身的な部分が多い


そこで、この2月に議会改革検討会議を立ち上げた


可児市議会が実施している「高校生議会」市議会が率先している


これは、私たちも見習うべきところと感じている


 

 

②若者議会発表

若者議会の発表では、若者議会の誕生秘話から今日までの3年間を、

各々一年ずつ振り返っての発表となります。

発表は、以下の3名でした。

 

・若者政策ワーキング(小川由裕さん_1年目)

・第一期若者議会(長坂明日香さん_2年目)

・第二期若者議会(中村春斗さん_3年目)

 

若者政策ワーキング(小川由裕さん)



世界では、年齢の低い学生であっても


在住する市内の政治に関心や意見を出している


ニューキャッスルアライアンスという世界会議で刺激を受けた


新城市でも、自分達のような若者が意見できないだろうか


若者が本気になれば、大人も本気になった


それにより、若者が議論する場がついにできた!!


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第一期若者議会(長坂明日香さん_2年目)



0ベースからの生みの苦しみがあった


なにも分からず、ただ初めは手探り状態で動いていた


動き出しが可能になってきたところで、現実と理想のギャップが大きかった


しかし、そのギャップを埋めるためにやりがいを感じた


次の二期生へ繋げるために、どういう伝え方をしたら良いか、とても難しかった


 

 

第二期若者議会(中村春斗さん_3年目)


これまでに、こういう機会が一切無く、やりがいを感じた


自分自身が大きく成長出来たことを認識できる


特に、人前に立ってしゃべる事なんて、今までは全く出来なかったこと


市内の多くのことを知る事が出来て、とても興味が湧いた


自分より年齢の高い大学生や大人とのチームで初めは不安だらけだった


でも、今となっては対等な立場で自分の意見に自信を持って発言できる


 

 

各年の3名の代表者が、経験と振り返りをもとに、

この若者議会そして、委員メンバーが進化していく、そういう様子が手に取る様に分かりました。

 

後編へつづく......