九州北部豪雨の被災地に行って感じたこと【浪崎】

2017.09.14

第3期若者議会
ブラッシュアップチーム

こんにちは!!


若者防災意識向上事業の浪崎夏華です!

 

8月の23日から25日の3日間かけて、九州北部豪雨の被害をうけた福岡県の朝倉市へ災害ボランティアをしてきました!



九州までは車で半日ほどかかるので、災害ボランティアをしたのは24日だけでしたが、私は初めて参加し、知ること驚くことがたくさんありました!


被災地では


土が見える山、


ギザギザになって倒れている何本もの木、


1階がない建物、


2階は残っているけど1階の一部がない家、


山盛りになっている土、


土で薄茶色になっている車、


を見ましたが、少し車で走ると、、、


コンビニも服屋さんもやっていました。


ですが、、今回のボランティア活動場所の杷木地区は、まだまだ復興が進んでいないところでした。


始めにボランティアセンターで受付をして、その後ボランティアでの注意点を沖縄県から来ている社会福祉協議会の方から、ききました。


ボランティアセンターはパチンコ屋さんの建物が使われていました。



注意することの中には


体調が悪くならないよう、休憩を30分に1~2回取る

飲み物は2L以上を持っていかなくてはいけない

あいさつや言葉遣いに気をつける

被災者のプライバシーを守るため、個人を特定できるような写真撮影を控える

などありました!


注意をきくまでは、むやみに写真をとってはいけないことを知りませんでした。


飲み物やマスクなど無いものは、ボランティアセンターで貰えました。


お昼ごはんは各自で用意してきます!


そして、バスに乗り換えをして杷木地区まで移動しました。


さらにそこからバスを乗り換え活動場所まで移動しました。



バスの中は作業を終えた人の汚れがつかないよう、全ての座席にビニールがガムテープでとめてありました。


1軒に1チームに分かれ、そのチームの中でも倉庫、床下の泥出しに分かれて作業をしました。


泥は片手では持てないくらい重くて、トロトロしている泥、ずっしりとした粘土のような泥がありました。


太陽が出ていて日陰も少なく暑かったです。


なので、15分に1回休憩をしました!


私は床下の泥出しをスコップやちりとりでやりました。


人が住む家なので、泥がつかないようテープがついていて、汚さないように気をつけました。


4時までにボランティアセンターへ戻らなくてはならず、一日で床下の泥を出せなくて、まだ残ってしまっていました。


作業が終わり、スコップなどを洗って泥を落としました。


バスでボランティアセンターまで戻り、解散して、災害ボランティアの活動は終了しました。


災害から1ヶ月が経ちますが、平日になるとボランティアをしてくれる方が少なくなってきたそうです。しかしまだまだやらなくてはいけないことがたくさんあるとのことでした。


また、その日の夜に、大分県の日田市の職員の方ともお話する機会がありました。その中で私は防災士の存在を知りました!


防災士とは防災への意識、知識、技能を持ち、日本防災士機構から認証された方です。


地域に防災士の方が1人いるだけでも、災害時にも慌てることが少なくなると思い、新城市には防災士の方は何人くらいいるのかなと思いました。


今回災害ボランティアに参加して、知れたことがたくさんあり、とても良い経験になりました!行ってみないとわからないこともあると改めて感じました。


新城市はとても広く、災害が起きたとき、山の奥の方は孤立してしまうかもしれません。


なので、若者はもちろんのこと、地域での防災意識、災害時の知識も高めていけるようにしていきたいです!