『政策』ってなんだ!? 第3回若者議会

2016.07.05

第2期若者議会
広報PRチーム(新城勝舞隊)

「課題から政策」チームの前田です。

7月1日19:00新城市消防防災センターにて第3回若者議会が行われました。
まず、若者議会委員への情報・知識インプットとして、
新城自治振興事務所長の田村太一氏より、「政策づくりについて」講義を行って頂きました。



政策づくりについて右も左もわからない私たち議会委員にとっては、非常に貴重なお時間を頂きました。
個人的に印象に残ったお話を一部紹介します。
・少子化
・高齢化
・産業が乏しい等…
いわゆる地方の問題として取り上げられるこれらですが、これは問題ではなく、現象に過ぎないという事。

今起きている現象に対して、
・どのように改善していくか。
・何を改善していくか。
・改善する必要があるのかどうか。
その一つひとつが問題であり、目指す最終のゴールが課題であるという事を仰られていました。

ゴール(課題)を見つけその道の障害となる問題を解決していくという全体像、問題の整理が政策づくりに重要なのだと思いました。
問題だけを羅列しても解決には至らないという事ですね。

田村氏の活動では新城の山の地形を利用したスポーツイベントで、その手のコアなアスリート達に新城市を知ってもらい、リピーターを増やすなどのイベントを行っています。

例:ダモンデトレイル
http://trail.damonde.jp/

新城スクールクロス
http://www.cyclowired.jp/lifenews/node/190772

リピーターというのも単にイベントに再度参加していただくだけではなく、
合宿場の提供先が無いかなど相談を受けたり、
新城に魅力を感じた方自らニーズを発信してくれるような活動となっており、
趣旨が明確に設定されていて共感を得やすくとても感心しました。

この点を踏まえて「課題から政策へ」チーム内では、
先回投稿した新城の課題・魅力をさらに掘り下げていく必要があると感じました。

前回の分科会の延長で、
・観光資源である湯谷温泉を発展させる工夫について
(顧客のターゲットを絞った店舗マーケティング)
・広大な敷地に人が分散しているという県内では、新城市特有とも言える現状をどう改善するか。
(分散した地域性を活かすのか?市街地を中心に盛り上げていくのか?)
という意見も出てそれらについて若干の掘り下げも行いました。

新城市という市全体では大まかな課題が少しずつ挙げられてきました。(まだまだですが)
対照的に周辺部(鳳来地区・作手地区など市街地から離れたエリア)などにスポットを当てた時に置かれている現状や問題はまた別のものになっていくのではないかと思います。

これから1年間政策を練り上げていく上で新城市民が共通して抱えている課題を発掘していくには時間が足りません。
まだ始まって間もないですが、現在チームの大きな柱を作っていく上でとても重要な時期に突入していると感じています。

市民の生の声をお聞かせ頂き、できればシェアなど拡散していただけると嬉しいです。
また市外の方の新城市へのイメージなども是非ご意見頂けると励みになります。

次回は7月11日19:00~
第4回若者議会が行われる予定です。