ふるさと納税で1番人気の返礼品【鳳来牛】生産者の牛農家さんをインタビュー!

2018.02.23

第3期若者議会
広報PRチーム

こんにちは。新城市若者議会「ふるさと納税リニューアル事業」チームです😊

今回は、鳳来牛の生産農家さんにインタビューさせていただきました!

鳳来牛を育てている牛農家さんは市内に現在4軒あり、今回は作手地区で牛農家をされている鈴木太志さんにお話を聞かせていただきました!

 

――生産者になった理由、歴史、きっかけを教えてください。

鈴木太志さん(以下、鈴木氏):もともとおじいさんの代から牛を飼っていて、牛も好きでものづくりも好きだから後を継ごうかなと。僕が始めたのは13年くらい前で、昔は今よりもっとたくさんの牛農家さんがいたんだけどね。

 

――牛に対してのこだわりや苦労していることを教えてください。

鈴木氏:えさを変えると脂質が変わるから、後半(出荷前)に食べさせるえさを工夫しています。実際に自分で牛を食べてみて、モモや赤身の部分はおいしいなと思ったんだけど、ロースなんかの脂身の部分は、まだ味が足りないかなと思って、えさを変えたりします。えさに麦が多いと、脂が白くなって綺麗に見えるんだけど、味が落ちちゃう。今は穀類油やパインジュースの搾ったカスを食べさせたりしてるよ。麦を多く入れてた時の方が綺麗に見えるから、その頃のほうが等級はよかったんだけどね。



 

――牛は何頭くらい飼ってらっしゃるんですか?

鈴木氏:140~150頭かな。ほとんどが新城産で、子牛から育てている。エサは主に麦の皮、トウモロコシや大豆、ビールかすなどのかす類、さとうきびの搾ったかすを使ってます。穀類がメインだね。

 

――お肉にするまでの期間は?

鈴木氏:だいたい2年半くらい。マックスに丸くなる時期があって、それを少し過ぎたくらいかな。月齢にして27~30ヶ月くらい。

 

――牛の顔って見分けがつきますか?

鈴木氏:わかるやつもいるよ。だいたいわかるかな。

 

――新城で育てることで、ほかの土地で育っている牛との違いのような特徴はありますか?

鈴木氏:日本全国牛が動いちゃう時代だから、うちは新城産ばっかりだけど、特徴は出しづらいね。飼い方やえさのやり方で違いが出るから、そこはこだわってるよ。

 

――どんな方が鳳来牛を購入しているとか、消費者の方からお話を聞く機会はありますか?

鈴木氏:あまりないね。近所の人や仕事の関係者の方が「この前食べたよ、おいしかった」って言ってくれるのを聞くくらいかな。

 

――牛のお世話は何人でやってらっしゃるんですか?

鈴木氏:僕とおふくろと親父と、嫁さんで。嫁さんは平日は別の仕事をしてるから、土日だけ手伝ってくれてるよ。

 

――最後に鳳来牛について消費者の方々にコメントをお願いします。

鈴木氏:新城の人が鳳来牛の肉の味にすごくこだわってくださることもあり、それぞれの牛農家さんも味にはだいぶこだわっています。是非食べてみてください。



(インタビュー後記)

鳳来牛についてたくさんお話が聞けました。生産している方の熱意や苦労を聞くことができて、ますます鳳来牛が食べてみたくなりましたね!チームとしては、生産者さんの側からすると、ふるさと納税を通しての反響というのは手ごたえとしてはまだまだなんだなということも知れて、大変勉強になりました。

今回、インタビューさせていただいた鈴木さんは本当に優しくて素敵な方でした。こんなにも素晴らしい方に育てられた鳳来牛も、やっぱり最高に素敵な味です!鈴木さんの耳にも反響が入ってくるように、私たちふるさと納税チームで返礼品をどんどんPRしていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

この記事はふるさとチョイスにも掲載されています。こちらも見てみてください。

https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/23221/6934